支え合う共星ネットワーク(1)

共星のイラスト

 「心のハーネス」を結ぶとは、どのような関係をイメージすればよいのでしょう。ここでは共星で働く天使犬ウィの創作から、その関係形成についてモデルを紹介します。課題を共有して幸せを分かち合う生き方を考えてもらえる後押しになれば嬉しいです。

<王様ライオン・ダミールの涙>

 共星のサポートネットワーク協会でコーディネーターの仕事をするウィに「プルルル」と救いを求める電話の音が響きました。「ウィ、俺様の家に来て話を聞いてくれよ」と、相手は高原に住む王様ライオンのダミールで、とても淋しそうな声をしていました。「あの強いライオンの王様に何があったんだろう?」。ウィは心配になり、急いでかけつけました。

 「来てくれたんだね、ウィ、ありがとう。実は年のせいか目が見えなくなってしまい真っ暗なんだ。君の所へ行くにも歩けないし、誰かの助けを必要とする王様なんて恥ずかしいよ。周りのやつらは話しにくそうにして段々と離れていく。俺様にだってプライドがあるんだ。それに王様として果たさなければならない仕事もまだいっぱい残っている。でも、それができない。悔しくて悔しくて」とダミールは涙声で語りました。ウィは王様の心境に胸が締めつけられ、どう声をかけてよいか、言葉に詰まってしまいました。

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